心を綴って届けます。泣きたい人へ贈るアンソロジー

『ナイトルーティーン』/哀寂詩




『ナイトルーティーン』



眠れないことを、責めて欲しい


ごみ溜めのような帰り道


重たい目蓋、ベッドの中は


勇気のような妄想だけで


夜が明ける



壊れた室内、匂う酸素が吸い込めない


説明できない、身に纏うのは


星屑のような幻よ



ここにいた、ここにいる


証がほしくて、布団を割いた


羽毛を取り出し、窓に貼る



たった一本の繊維で見えなくなる月


きっと私よりも光っているのに


にーまるにーご、にーまるにーご


終わりを告げる


音はしない




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